秘密基地～小さな頃から見つけた居心地の良い空間たち～

本書は、作者が幼少期から大人になるまで探し求めた秘密基地を収録したエッセイ漫画です。
潜り込めるサイズの空き箱や、自室の机の下、校庭の木の枝に渡してあった一本の棒など、身近にありながらも特別な場所として認識された秘密基地。
そんな空間で過ごす時間は、現実から離れた夢中になれる時間でした。
本書では、子供時代の純真無垢な心を思い出させてくれる、居心地の良い空間を追い求める作者の物語が描かれています。
ノンフィクション・体験談としても読み応え抜群でありながら、絵本のようにほのぼのとした優しさに包まれた一冊。
日常生活の中でふと疲れを感じた時に、この懐かしくも温かい物語が心を癒やしてくれるはずです。
男性向けの要素も多く含まれており、全年齢向けとして幅広い読者にお楽しみいただけます。